Galaxyが2度目V 本社杯日曜野球 

本社杯・和歌山市長旗争奪第47回和歌山日曜野球春季大会(大道眸運営委員長)の準決勝、決勝が5月31日、市民スポーツ広場A球場で行われ、Galaxyが3年ぶり2回目の優勝を飾った。敗者復活戦から勝ち上がってきたGalaxyと初出場の平成建機が激突した決勝は、Galaxyが4回2死3塁から田村の内野安打で先制、相手失策を見逃さず7回までに6点を挙げ、山崎郁、坂本の両左腕の継投で、終盤追い上げた平成建機の反撃を3点に抑え辛勝した。MVPは投打に活躍したGalaxyの山崎郁弥投手、敢闘賞は3安打を放った平成建機の田村優征選手が獲得した。しんぽう写真館はこちらから

◇決勝

Galaxy 0 0 0 1 1 1 3 0 0 6
平成建機 0 0 0 0 0 0 3 0 0 3

◇準決勝

WKクラブ 0 0 0 0 1 1
平成建機 9 0 0 4 X 13

(5回コールド)

Galaxy 3 1 0 0 2 0 1 7
焼鳥おおつき 0 0 0 0 0 0 0 0

決勝はGalaxy・山崎郁、平成建機・福井の投手戦で幕を開け、序盤の3回までに福井が三者連続を含め5三振を奪えば、山崎郁も4奪三振と白熱した展開になった。

先に好機をつかんだのはGalaxyで、4回2死から岩田の右中間へ運ぶ2塁打を足掛かりに、3塁まで走者を進め、田村の遊撃強襲安打で、待望の1点を先取した。なおも5回に相手内野陣の失策から1点、6回には2死2塁から力投する山崎郁の左前適時打で3点目を挙げた。7回にも西上の左翼を襲う3塁打などで3点を加え、大きくリードを広げた。

平成建機も7回、やや疲れが見え始めた山崎郁を攻め、1死2塁から林の右中間を破る3塁打が飛び出し、一挙3点を挽回した。8回には7回途中から山崎郁を救援した坂本に対し、1死満塁と攻めたが後続が倒れ、9回は走者を出しながらも坂本の好投にあと1本が出ず、Galaxyが3点差を守り、平成建機の初出場初優勝はならなかった。

Galaxyの山崎彰代表は「復活戦からの優勝だが、振り返ってみると打撃が良かった。本塁打を含め長打を秘めた打者がうまく得点に絡み、打ち勝った印象が強い。夏の大会もこの勢いで連続優勝を狙いたい」と意欲的で、MVPの山崎郁投手も「MVPを頂き嬉しいが、決勝の3失点は課題だ。夏は全試合無失点で、優勝を目指したい」と闘志を燃やした。

閉会式で大道運営委員長は「これからインターハイや国体が、この和歌山で開催されるが、私たちも負けないで頑張りたい」と気を引き締めた。激励に駆け付けた本社・津村周代表取締役社長は、大会が無事終われたことにチーム関係者、スタッフの労をねぎらい「皆さんの一生懸命なプレーで、私もすごく元気になる」と、両チームナインの健闘をたたえた。

《Galaxy》代表・選手=山崎彰大▽監督=南大樹▽主将=吉田知樹▽選手=山崎郁弥、坂本大樹、高野晃輔、田中宏幸、柏貴文、東太城、鈴木亮、貴志優太、楠鉄平、西上恭平、前田峻、神代周、岡本昌也、野村建太郎、山岡大祐、田村和真、桑山浩杜、鈴木清、岩田和樹、松井大樹、徳山幸弘、森健騎、桝屋建人、井上琢麻

《平成建機》代表・監督=大島節也▽主将=林大暉▽選手=福井真元、明渡康介、酒井寛人、才力雅仁、幸前拓実、山本祥、三宅洋佑、大島空也、山田慎士、山本大賀、山田宗聖、北田達也、田村優征、才力悠人

3年ぶり2回目の優勝を飾ったGalaxy

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準優勝と健闘した平成建機

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