鮮やか手芸 15日までタルタルーガ展

 和歌山市万町の手芸教室「タルタルーガ」の第6回作品展が15日まで、和歌山市吹上の三光寺(和歌山西署南隣)で開かれ、寺の空間を存分に使った見応えのある作品が並んでいる。

 イタリア語でカメを意味する教室名には「ゆっくりと楽しみながら」との思いが込められ、30代から70代の34人が出品。パッチワークやハワイアンキルトの大作、手編みの洋服や刺しゅう作品など約300点を展示している。

 1階の大広間には、涼しげな水面を表現したパッチワークの大作や刺しゅうの額作品、色鮮やかなハワイアンキルトのクッションなどがずらり。2階はかぶとやひなまつりをモチーフにした落ち着いた作品、地下はブライダルのウエルカムボードやベビー用品など、爽やかで愛らしい作品が並んでいる。

 教室を主宰する土井享子さんは「会場内3カ所で、それぞれ違った雰囲気を楽しんでもらえるはず。お寺でもこんな楽しみ方があるんだと感じてもらえればうれしいです」と話している。

 ブローチやミニケースなどを作る体験コーナー(500円)もある。午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは三光寺(℡073・422・5090)。

手の込んだ作品が並ぶ会場

手の込んだ作品が並ぶ会場

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧