わかやま新報は、和歌山市を中心とする和歌山県北部唯一の日刊新聞です。

粉河の古民家で「環境祭2015」　27日開催

　環境問題や省エネについて考えてもらおうと、ＮＰＯ法人紀州粉河まちづくり塾（楠富晴代表）は２７日、紀の川市粉河の古民家・山﨑邸で「環境祭２０１５」を開く。地球温暖化防止に向けて資源ごみの活用などに取り組もうと始まった８年目の催し。㈱松田商店、粉河郵便局、大栄環境㈱、一麦会、エコネット紀の川、わかやま新報が後援。

　環境祭ではこれまで、とんまか通り周辺の清掃やペットボトル回収、廃油を使った石けん作りなど、さまざまな活動を展開してきた。

　ことしは午前１１時に地元の歌手ＴＯＮＰＥＩさんによるミニコンサートで幕開け。アマチュアによるピアノ演奏と歌もある。

　午後１時から「ＮＰＯわかやま環境ネットワーク」の臼井達也事務局長が「消費電力Ｎｏ・１家電がわかる！　これで解決家庭の省エネ３カ条」をテーマに講演。２時からはポリ袋を使って壁飾りを作る「ポリフ製作教室」を初めて開く（先着２０人）。

　最後に３時から、賞品が当たる大抽選会がある。

　会場では後援団体による展示もあり、楠代表は「エコについて皆さんと意識を共有できれば。ぜひ足を運んでください」と話している。

　問い合わせや申し込みは楠代表（℡０７３６・７３・２０６１）まで。