健脚願い1000人 あしがみさんで御夢想灸
全国的にも珍しい足の神様「あしがみさん」で親しまれる和歌山市木枕の足守(あしがみ)神社(田純啓別当)で5日、大祭・御夢想灸(ごむそうきゅう)が行われ、小雨にもかかわらず県内外から約1000人の参拝者が訪れ、健脚を祈った。
毎年7月の第1日曜に行う。足の健康や病気が治るのを願う人の他、「商売の足が回るように」と商売繁盛を願う経営者やサッカーなどのスポーツ選手も全国から訪れる。
大祭では健脚の祈祷やお守りの供養の他、足へのお灸も行った。インターネットで神社を知り、泉佐野市から家族3人で初めて訪れた大澤千代子さん(86)は、両足に3カ所ずつお灸をすえてもらい、「熱いですね。腰まで温もってきました」と笑顔で話していた。
吉田別当(44)は「ことしも神戸、愛知、岐阜など他府県からも多くの方に参拝いただきました。最近はアルテリーヴォ和歌山(先月祈祷した地元サッカーチーム)が大活躍でうれしい」と話していた。
交通アクセスなどの問い合わせは同神社(℡073・478・0736)へ。
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