湯立て神事お守り作り 粉河祭へ準備進む
紀州三大祭の一つに数えられる粉河産土神社(紀の川市粉河、中山淑文宮司)の祭礼「粉河祭」が25、26日に迫り、同神社は、同祭の「湯立て神事」の参列者に授与するお守りを作成する作業を進めている。
湯立て神事は同祭の始まりに行い、中山宮司による祝詞などに続き、大畑梓禰宜が塩や洗米、お神酒を大釜の湯に入れて清め、「神水」にした後、束ねた篠竹(しのたけ)をひたし、人々にかけてお祓いをする。
お守りは、無病息災を願って神事の後に参列者に販売するもので、ことし初めて作成。篠竹に福鈴などを付けており、一つひとつが手作りとなっている。
大畑禰宜は「1年間の皆さまの安泰を祈りながらお守りを作りました。神事で身を清めて、お祭りを楽しんでもらえれば」と話している。
お守りは1つ300円。湯立て神事は25日午後5時から同神社で行われる。
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