歌で巡る和歌山の名所 羅布さん新曲CD
シンガーソングライターで音楽プロデューサーの羅布陽介さん(55)=和歌山市杭ノ瀬=は、100作記念楽曲「ふたり旅~紀の国和歌山旅日記~」をリリースした。昭和に流行したブルース調演歌のメロディーに乗せて“アベック”が歌で和歌山の名所を巡る内容。和歌山城や友ヶ島、紀三井寺といった観光地が情感たっぷりに描かれ、和歌山の魅力をアピールしている。
同曲は、今秋には全国のカラオケで配信されることが決まっており、「和歌山っていいなあと全国の人に思ってもらえたら」と羅布さんは話す。ジャケットデザインは、グラフィックデザイナーの宇佐美コーゾーさんが担当。公園前から見た和歌山城が水彩で描かれている。
羅布さんは昭和35年和歌山市生まれ。中学生のころから音楽活動を行い、大学時代に曲作りを始めた。中京大学時代はフェンシングの愛知県代表・国体選手として活躍する一方、バブル経済全盛期の盛り場で“流し”のアルバイトをしていたとのこと。
その後、郷里に戻り、紀美野町在住の作曲家・井上たけしさんに師事。平成15年に初CD「あやしいわ」をリリース。これまでに、和歌山をテーマにした楽曲を多く作っており、今回は100作目の記念CDとなっている。
「ふたり旅~紀の国和歌山旅日記~」(TSMレコーズ)のCDは税込み1200円。問い合わせは羅布スタジオ(℡073・413・0055)へ。
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