県代表決定 都道府県対抗中学バレー

 県バレーボール協会(東内敏幸会長代行)は、第29回JOCカップ全国都道府県対抗中学バレーボール大会の県選手団を決定、6日和歌山市の北コミュニティセンターで結団式・認定書授与式が行われた。代表メンバーは男女とも12人で全員3年生。男子は岩出第二中・木村文祐監督、女子は名田中・若野覚洋監督の下、4カ月足らずの短期集中型の練習でチームづくりを進め、12月25日から大阪市中央体育館を主会場に開幕する大舞台に臨む。

 県代表メンバーは、男子12人の内、和歌山市が全中大会出場の明和勢を含め6人、那賀地方が4人、日高と西牟婁地方が各1人。女子12人は和歌山市が4人、海草、日高、西牟婁地方が各2人、那賀と有田地方が各1人で、主将は男子が富田中の稲嵜啓太選手、女子は西和中の百合穂の美選手が務める。

 結団式には、選手をはじめ保護者も出席、東内会長代行は「選手一人ひとり、自信を持ってチームに臨んでほしい。大会まで少し短い期間だが、技術や心を磨き、一歩飛躍することを願う」と激励した。本格的な練習を前に、男子チームの木村監督は「男子チームは礼儀正しく、明るく、爽やかにをモットーに活動する。大会ではベスト8を目指したい」と意欲を述べ、女子チームの若野監督は「女子はまだまだこれからだが、団結力のあるチームを目標に、県代表として恥じない試合をする」と抱負を語った。

 選手たちは、小学生のころから大会で顔を合わせているメンバーも多く、式終了後には、和やかな雰囲気に包まれ会話も弾んでいた。男子チームの稲嵜主将は「180㌢以上の選手も多く、セッターとのコンビネーションで、速さと高さを生かした攻撃で決めたい」と力強く、女子チームの百合主将は「みんな仲良しで、チームワークは抜群。全員でボールをつなぐバレーを展開し、一戦一戦を大切に勝利を重ねたい」と瞳を輝かせ、大会に向かってスタートを切った。

 【男子】監督=木村文祐(岩出二)▽コーチ=前田朋哉(荒川)▽マネジャー=青枝壮一郎(河北)▽主将=稲嵜啓太(富田)▽選手=新田義宗(岩出二)中前宙(同)玉置真央(明和)楠本竜也(同)仮元翔梧(同)五味登以(大成)坂本温輝(河北)西澤颯眞(同)日浦隆博(開智)水内舜(荒川)西端玲二(同)

 【女子】監督=若野覚洋(名田)▽稲垣伸次(上芳養)▽マネジャー=山本望友希(高積)▽主将=百合穂の美(西和)▽選手=鈴木菜摘(紀伊)森本真佳(下津二)向山明具里(同)寺田怜(東)山本珠乃里(同)谷本花織(那賀)峯上七海(上芳養)田中彩織(上南部)西川凌(日高)山本亜侑(富田)中西未久(箕島)

東内会長代行から認定書を受ける女子代表チーム・百合主将

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