中高生が生き方を表現 ナキワラ!県ライブ

中高生が自分の生き方を語り表現するライブイベント「第38回NLA・ナキワラ! 2015」の和歌山県ライブが6日、和歌山市民会館で開かれた。NPO法人ニューライフ・アドベンチャー運動実行委員会主催、本紙など後援。

企画から運営までを中高生が中心となって行うイベントで、今回は「Let’s challenge~本気の人(ヤツ)が一番カッコイイ~」をテーマに、「主張」「音楽」「パフォーマンス」の3部門に計11組が出演した。

会場では、出演者がヨーヨーやダンスなどの多彩なパフォーマンスを繰り広げ、恋愛をテーマとした音楽などを演奏し、約150人の来場者を楽しませた。

主張部門に出場した県立和歌山商業高校3年の家本怜奈さん(18)は「家本の挑戦」と題して自身の体験を発表。家本さんは高校2年の時に、内耳の骨の一部がないため頭や耳に激痛が走る「上半規管裂隙(れつげき)症候群」と分かり、一度は吹奏楽を諦めたが、吹奏楽をテーマにしたアニメに出合い、もう一度挑戦することを決意した。「できない理由を探すのは簡単。でもそれをやめる理由にしないでください。挑戦してください。これが今、私の伝えたいこと」と来場者に訴えた。

出演者の中から審査で選ばれた各部門の代表は27日に行われる近畿地区選考会に進む。全国選考まで進むと12月に愛知県で開かれる全国大会に出場できる。
各部門の代表は次の皆さん。

【主張】家本怜奈(和歌山商高3年)

【音楽】slater(殿山大樹、川﨑良斗=和歌山工高3年、関口幸介、児野海里=和歌山商高3年)

【パフォーマンス】TAKARA from Tactics(大橋空良=和歌山商高2年)

出演者とスタッフの皆さん

出演者とスタッフの皆さん

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