「海の遍路道」利用を 徳島・フェリーPR

和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーの利用促進などを目的に、徳島県と和歌山県、南海フェリーによるキャラバン隊が9日、㈱和歌山新報社(和歌山市福町)を訪問。「南海フェリーを使って高野山から四国八十八カ所を巡り、徳島のグルメや観光を楽しんで」とPRした。

来社したのは、徳島県のマスコットキャラクター「すだちくん」を隊長に、和歌山県の観光PRシンボルキャラクターわかぱん、南海フェリーと両県の職員一行。徳島県と南海フェリーが10月31日まで展開する、高野山開創1200年と南海フェリー40周年記念キャンペーン「おどる宝島!パスポートで おっトクしま!」の一環。

高野山と、空海が修行の場とした四国八十八カ所を結び、そのルート上にある「海の遍路道」・南海フェリーの利用を促すもので、期間中に徳島県内の宿泊・観光施設などで指定のパスポートを提示すると、割引や粗品などの特典が受けられる。

車での乗船に限り、チケット購入時のスタンプ押印で、往路、復路のフェリー運賃が10%~20%オフになる他、高野山や徳島県内の指定された3カ所でスタンプを集めると、抽選で400人に南海フェリーの年間パスポートや徳島県産品などが当たる。問い合わせは南海フェリー(℡088・636・0750)。

船旅と徳島の観光をPRするキャラバン隊の皆さん

船旅と徳島の観光をPRするキャラバン隊の皆さん