関西リーグ1部制す アルテリーヴォ和歌山

 関西サッカーリーグ1部で首位に立つアルテリーヴォ和歌山は12日、万博・大阪サッカーグラウンドで2位のアミティエSC京都との直接対決に挑み、5―1で快勝。リーグ戦1試合を残し、1部昇格4年目で優勝を果たした。

 2カ月間の中断期間を経て再開したリーグ戦(13節)は、優勝を左右する頂上対決となった。同節は、アルテリーヴォのホームゲーム。だが、紀の国わかやま国体の関連で、県内の会場が使えず、大阪府の吹田市となった。会場には約300人のサポーターが集い、勝利を信じて声をからし選手の背中を後押しした。

 アルテリーヴォは試合開始早々、FW宮本のゴールで幸先良く先制した。後半に入ると、アルテリーヴォはゴールを量産。立ち上がり間もなく、山道がフリーキックを直接決めて追加点を挙げると、11分、14分には、宮本がゴールを決めてハットトリックを達成。36分には白方がゴールネットを揺らし、ダメを押した。

 坂元監督は「リーグ優勝は決まったが、目標はそこではない。これから先、まだ厳しい戦いが続く。選手たちへの後押しをお願いします」と話した。

 リーグ成績は、開幕2連敗からの11連勝で11勝2敗。次節は20日、アウェーでバンディオンセ加古川と対戦する。リーグ戦終了後は、紀の国わかやま国体に出場し、10月に全国社会人サッカー選手権大会、11月には全国地域サッカーリーグ決勝大会に出場する。

リーグ優勝を決め、坂元監督を胴上げ

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