精神障害者の支援拡充を つばさの会要望
NPO法人和歌山市精神障害者家族会「つばさの会」(岡田道子理事長)は16日、和歌山市役所を訪れ、精神障害者の医療福祉施策の充実に関する4項目の要望書を尾花正啓市長に手渡した。
同会メンバー11人と公明党議員団の市議3人が出席。要望書の内容は、重度心身障害者児医療費助成制度の精神障害者への適用▽精神障害者のための傾聴ボランティアの人材育成事業所の創設▽公営住宅の障害者枠戸数の拡充▽ストレス軽減などを目的にした精神障害者が気軽に参加できるスポーツクラブの設置――となっている。
出席者から要望を聞いた尾花市長は「すぐには返答できないが、少しでも応えられるように頑張っていきたい」と理解を示した。
岡田理事長(68)は「地域に障害を理解してもらえる人が少しでも増えれば、自殺予防にもつながると思う。活動を頑張っていきたい」と話していた。

家族の現状を訴える「つばさの会」会員ら
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