たま駅長「ふわふわ」登場 園児が初遊び

“ネコの駅長”として国内外から人気を集め、ことし6月に世を去った「たま駅長」の遊具「ふわふわ」が19日、和歌山電鐵㈱(本社=和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)の伊太祈曽駅構内でお披露目された。貴志川線沿線の園児約40人が初遊びし、元気いっぱいの声が響いた。

ふわふわは高さ約7㍍、幅4・5㍍、奥行き8㍍。一回の定員は8人以内。6月27日に披露する予定だったが、たま駅長の訃報により延期となっていた。

この日、同駅で披露式典が行われ、東山東(同市)、あおば(紀の川市)の2幼稚園(内山昭園長)の年長児の他、8月に「たまⅡ世駅長」となった「ニタマ」も出席した。

小嶋社長は「たまちゃんの没後100日を前に、子どもが大好きだったたまちゃんから子どもたちにプレゼントしようと作りました。たまちゃんのことを思い出しながら楽しんでもらいたい」とあいさつ。ふわふわが膨らみだすと、園児は大喜びし、初遊びを満喫していた。

今後、ふわふわは各地のイベントなどに貸し出していくという。問い合わせは同社(℡073・478・0110)。

披露された「たま駅長」のふわふわ

披露された「たま駅長」のふわふわ

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