篠原が準V 10㍍エア・ライフル成年男子

ライフル射撃は27日、海南市高津の県ライフル射撃場などで開幕し、成年男子10㍍エア・ライフル立射(60発)に出場した篠原章宏(30)=県教育庁=が準優勝した。「長崎国体では5位だったので、自分に合格点をあげたい」と笑みを浮かべた。

同種目には46人が出場。篠原は予選で619・8?をマークし、3位でファイナル進出。8人で行われたファイナルでは緊迫感の漂う中、10?超えを多く決める集中力が光り、結果、204・2?。日本記録保持者の岡田直也(岡山)を3位に抑え、2位を勝ち取った。

篠原は「日本記録保持者である岡田選手に勝つことができてうれしい。同僚や地域の方の声援も聞こえていました。和歌山のためになれてよかった」と喜びをかみしめた。

初日はこの他、成年男子50㍍ライフル三姿勢(120発)、成年女子10㍍エア・ピストル(40発)、少年男子ビーム・ピストル(40発)、少年女子ビーム・ピストル(40発)を行い、いずれも県選手の予選突破はならなかった。

ファイナルでライフルを構える篠原(中央)

ファイナルでライフルを構える篠原(中央)

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧