15日まで杉下聖巖さんの書道教室展
海南市の書家・杉下聖巖(せいがん)さん(27)に学ぶ書道教室の第4回書作展が15日まで、和歌山市和歌浦南の和歌の浦アート・キューブで開かれている。
5歳から80代の17人が、半切サイズを中心に出品。杉下さんが講師を務める徳島県の大谷桃鳳書道教室の賛助出品を含め、約40点を展示している。
作品は楷書や行書、草書や隷書(れいしょ)など、さまざま。大きな作品は初挑戦という人も多く、童謡「もみじ」を題材にした書や、同じ課題を異なる書体で書き分けた作品も。「ますます書道の魅力に引き込まれています」など、感想も添えられている。石を刻むように書くという、力強い六朝楷書も見応えがあり、杉下さんの「愚故道」も並ぶ。
杉下さんは「皆さん、思いを込め余裕を持って書けるようになってきました。穏やかな和歌山の書風とは少し違った、強靭(きょうじん)な線などを楽しんでいただければ」と話している。午前10時から午後5時。13日休み。
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