一足早く「卓球バレー」熱戦 オープン競技

第15回全国障害者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」(24~26日)の開幕を目前に控え、一足早くオープン競技の「卓球バレー」が18日、和歌山市の県立体育館で行われた。県勢は、「琴の浦福祉工場A」(同市)がチャンピオンリーグの予選1位グループ決勝トーナメントで3位に入賞した。

卓球バレーは、1チーム6人で卓球台を囲むように座り、長方形の木製ラケットを手に、中に鉛玉が入ったサウンドテーブルテニス用のピン球を3打以内で相手コートに返す競技。1セット15点のラリーポイント制、3セット制。6人のうち2人まで健常者が出場できる。

今大会には県内外から36チーム、約350人が参加。競技中心の「チャンピオンリーグ」と親睦中心の「きいちゃんリーグ」に分かれ、3チームずつの予選リーグの後、予選の順位別に決勝トーナメントを行った。

「琴の浦福祉工場A」は予選リーグの2試合をともに2―0で勝ち、1位通過。決勝トーナメントは、1回戦を2―0で勝利、続く準決勝は優勝した「萩ひまわり」(山口)に0―2で敗れたが、3位決定戦を2―1で勝ち、メダルを獲得した。

各決勝トーナメントの入賞チームは次の通り。

【チャンピオンリーグ】1位グループ=①萩ひまわり(山口)②宇治市やまぶき(京都)③琴の浦福祉工場A(和歌山市)▽2位グループ=①フレンドリー春日部(埼玉)②おぐらっこA(和歌山市)③ワーカーズ(富山)▽3位グループ=①ふれあい(和歌山市)②有功キングダム(同)③あけぼのレンジャーズ(上富田町)

【きいちゃんリーグ】1位グループ=①篠山市身体障害者福祉協議会(兵庫)②琴の浦福祉工場B(和歌山市)③チームTOMO(新宮市)▽2位グループ=①わかば園(新宮市)②おぐらっこB(和歌山市)③和通(同)▽3位グループ=①由良あかつき園(由良町)②サクラ・アユミ(上富田町)③コスモスB(和歌山市)

熱戦を繰り広げる選手ら

熱戦を繰り広げる選手ら

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