秋の遠足で海釣り 藤戸台小が初企画
秋の遠足シーズンを迎え、和歌山市栄谷の藤戸台小学校の5年生は23日、遠足として船で加太沖まで行き、アサリを餌にカワハギを狙う「海釣り体験」をした。
同校が遠足として海釣りをするのは初めてで、㈲マール(三邦丸)が船を出し、児童に釣りの楽しさを知ってももらおうと㈱ハヤブサが釣りざおに付ける重りを提供、釣り具のマルニシなどが協力した。
5年生130人は防波堤または船で釣るグループに分かれて体験。船ではハヤブサ営業部の菊池雄一さん(32)が、カワハギは好奇心が旺盛なので、さおを上下に動かして餌をアピールすることをアドバイスした。
児童は波で船が揺れる中、さおを上下に動かしてカワハギの他、鯛やベラなどをたくさん釣った。カワハギは大きいもので20㌢が釣れた。
防波堤では虫餌のアオイソメを使ってベラを釣った。
参加した池田朱里さん(10)は「船で釣るのは初めてだけど楽しい。釣りに興味が出たので、これからしたい」と笑顔。
宮本真陽君(10)は「カワハギが釣れました。お鍋に入れて食べたい」と話していた。釣った魚は児童が自宅に持って帰った。
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