市民会館で第62回総合美術展スタート
2人一組で一つの世界を表現するユニークな展覧会「第62回総合美術展」(和歌山文化協会主催)が29日、和歌山市民会館で始まった。
11月1日まで。多彩な分野の協会員と華道部員がペアになり、一つの世界を表現する全国的にも類のない展覧会。絵画や書、写真や工芸、短歌や俳句、川柳などと生け花が融合した61組の作品が会場を彩っている。
開会前の式典で、同協会の楠山繁会長は「全国でも聞いたことのないユニークなこの展覧会を今後も続け、より大きな文化を和歌山に広げていきたい」とあいさつ。尾花正啓市長ら来賓と共に、テープカットで開会した。
仁坂吉伸知事や尾花市長の他、県選出の国会議員も作品を出展している。楠山会長の能面には、宮下裕甫さんが凛としたシタンとリンドウを添え、国体をテーマにした仁坂知事の書には、岩井利子さんが極楽鳥花などで躍動感と華やかさを表現。訪れた人は、それぞれが引き立て合い、響き合う世界をじっくりと味わっていた。
午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。

ペアで表現された世界を楽しむ来場者
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