地域の「若宮ガーデン」紀之川中生ら植栽

和歌山市有本の紀之川中学校(鈴木達也校長)の生徒会13人は5日、地域住民らと協力してつくる「若宮ガーデン」に花約400株を植え付けた。

地域と交流を深める毎年恒例の行事。見守り活動に取り組む「有本地区の安全を守る会」(藤井健太郎会長)のメンバーや和歌山東署員らが一緒に作業した。

参加者はパンジーやビオラなど、さまざまな色合いの花を使って「紀之川」という文字と、その横に生徒・地域・PTA・先生の4つを表現した4つ葉のクローバーを表現。みんなで花の位置を確認し合いながら作業を進めた。

生徒会長で2年生の奥出海斗君(14)は「地域の皆さんとガーデニングを通してふれあえる貴重な機会。今後も地域の取り組みなどに積極的に参加していきたい」。藤井会長は「花を大切にする心は人を大切にする心につながります」と話していた。

作業の後、地域の見守り活動に15年以上貢献した同会の鎌田和歌子さん(72)に同校から感謝状が贈られた。鎌田さんは「これからも体が動く限り頑張りたいです」と笑顔だった。鎌田さんは先月、全国防犯功労者として表彰されている。

花を植える生徒

花を植える生徒

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