日本の美を捉えた43点 写団ほしや展示会

写真愛好家グループ「写団ほしや」(西寿夫代表)の第19回展が11日まで、和歌山市宇須のギャラリー花畑で開かれている。

50代から80代までの11人が風景やスナップ、祭りや造形など多彩な43点を展示している。

同グループは19年前、歴史と文化が息づく同市布施屋地区を記録に残そうと、地元メンバーで発足。最近は地域外からも会員が加わり、それぞれの持ち味を生かして写真を追及している。

道にまいた水の面白い跡をモノクロで印象的に捉えた作品をはじめ、秋の山岳風景を縦の構図で大胆に切り撮った作品、町家の木格子窓の造形美や履き物など「日本の美」をテーマにした組写真、海女(あま)の姿を追ったものなど、個性豊かな作品が並んでいる。

西代表(86)は「みんなおおらかに楽しく活動しています。バラエティーに富んだ写真展なので、皆さんに喜んでいただけるはず」と話していた。

午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは同ギャラリー(℡073・435・3615)。

力作が並ぶ会場で

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