地域をつなぐ展覧会 「げんきかい」の女性
女性3人が手芸や人形などを展示する「『地域をつなぐ』展覧会」が23日まで、和歌山市宇須のギャラリー花畑で開かれている。
展覧会を開いたのは、高松第一区自治会のメンバーでつくるグループ「げんきかい」。地域に住む梶原知代子さん(67)、秦眞知子さん(68)、角田三代さん(71)が計80点を出品している。
同会は、同地区で班長を務める井指加奈子さん(74)を中心に、半年前に発足。会議以外で使う機会のなかった新堀自治会館を集いの場にしようと、住民が月に1度、同館で手芸や脳トレなど、趣向を凝らした内容で絆を深めている。
梶原さんは切り絵や日本画の絵巻など多彩に、角田さんは華やかなロウの花や繊細なビーズの作品を、秦さんは衣装の細部にまでこだわった和や洋の人形を出品している。
会が発足してから、あいさつ程度の関わりだった人同士も親しい間柄になったという。展覧会の設営にも地域から大勢が駆け付け、同会会長の井指さんは「この展覧会をまた一つのきっかけに、若い人も高齢者も親睦や連携を深めていけたら。地域外の方にもぜひ足を運んでいただきたいです」と話している。
午前10時から午後4時(最終日は3時)まで。問い合わせは同所(℡073・435・3615)。
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