福祉施設の子どもを招待 劇団四季が公演

日産労連などが主催するクリスマスチャリティー公演、劇団四季ミュージカル「人間になりたがった猫」が25日、和歌山市の県民文化会館大ホールで開かれた。

公演は、心身にハンディキャップのある子どもたちに楽しいミュージカルの贈り物をと、同労連が昭和51年から毎年実施。組合員が積み立てた福祉基金を元に運営している。

ことしは全国20都道府県で22公演実施し、和歌山では5年ぶり。県内49の福祉施設から、障害のある子どもたちやその家族ら1086人を招待した。

団員たちは夢あふれるステージとリズミカルなダンスで魅了。エンディングでは、舞台と客席が一つになって歌を歌う場面もあり、大きな拍手に包まれた。

公演終了後には、劇団員たちが笑顔で観客を見送り、ハイタッチしたり、抱き合ったりして感動を共有していた。

観客を笑顔で見送る劇団員たち

観客を笑顔で見送る劇団員たち

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