和歌山で就職しよう UIターンセミナー
UターンやIターン(地元への就職)を支援するセミナー「和歌山で就職しよう!」(県など主催)が11月29日、和歌山市北出島の県勤労福祉会館プラザホープで開かれた。
県のまとめによると、県内の高校生の進学者のうち、9割近くが県外の短大や大学に進学。しかし、そのうちの4割が県内で就職したいと考えているという。県外にいる学生には、和歌山の企業情報がほとんど届いていない状況もあることから、さまざまな業種の企業が県内にあることを知ってもらおうと今回のセミナーを開いた。
大学3回生を中心に保護者ら約100人が参加。セミナーでは県の田中一寿労働政策課長が「和歌山には、皆さんを待っている企業がたくさんある。ぜひ和歌山に戻って、和歌山を支えてもらえたら」と呼び掛け、他県と比較しながら、和歌山で暮らす魅力を伝えた。
県内の就職事情や就職活動についてのアドバイスの他、県内企業にUターン就職した若手社員によるパネルディスカッションもあり、参加者は先輩社員の生の声に耳を傾けていた。
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