全国ワースト2位 市のごみリサイクル率

 和歌山市のごみリサイクル率について、市の山本彰徳市民環境局長は4日、「平成25年度のリサイクル率は9%で、全国中核45市の中でワースト2位だった」と、他都市に比べてリサイクルの取り組みが遅れていることを明かした。市議会本会議で森下佐知子議員(共産)の一般質問に答えた。

 山本局長によると、市民1人一日当たりのごみ排出量は25年度1218㌘。26年度は若干改善し、1099㌘、リサイクル率9・4%となった。

 市では23年度に一般廃棄物処理基本計画を策定し、ごみの減量に取り組んでいる。過去5年間でごみの質に変化は見られず、内容は手付かずや賞味期限切れの食品が多く、水分が約50%含まれている状況という。山本局長は「ごみの水切りに対する必要性を強く感じている」と課題を述べた。

ごみの減量が課題

ごみの減量が課題

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧