県内企業3社を選定 関西ものづくり新撰

 近畿経済産業局が新産業・新技術へと成長する可能性を秘めた管内中小企業の製品・技術を選定する「関西ものづくり新撰2016」の先端技術分野で、県内企業3社(いずれも和歌山市)の製品が選ばれた。

 紀州技研工業(釜中甫干代表取締役社長)の「金属ナノ粒子専用インクジェットプリンターWM5000&金属ナノ粒子インクAGKシリーズ」、太洋工業(細江美則代表取締役社長)の「フレキシブルプリント配線板(FPC)ベアボード通電検査システムTY-CHECKERmodelDSseries」、丸之内マシーナリ(古川雅祥代表取締役)の「精密加工部品面取り寸法の高速高精度測定装置」の3製品。同局が国内外への情報発信、販路開拓などを支援する。

 今回は環境・省エネ分野10、医療・健康分野2、防災・セキュリティ分野1、新市場創出分野6と合わせて22件が選定された。選定証授与式が27日、大阪市内のホテルで行われる。関西ものづくり新撰はことしで4回目。

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