県民守る第一線に配属 県警察学校で卒業式
和歌山市木ノ本の県警察学校(楠俊樹校長)で29日、卒業式があり、10カ月間の学校生活を終えた卒業生が第一線の現場に配属された。
卒業したのは、高校や専門学校などを卒業して春に入校した19歳から29歳の初任科第140期生51人(うち女性7人)。卒業式では、楠校長が式辞で「悪があるということは、悪に苦しむ善良な市民がいるということを意識し、真に県民の期待と信頼に応える人材に成長してください」とエールを送った。
卒業生は、直江利克県警本部長から配置辞令を交付され、卒業証書を代表で受け取った総代の楠本真弓巡査(26)が謝辞で、学校関係者や家族などに感謝の気持ちを伝えた。
和歌山北署に赴任する山中士門巡査(19)は「苦労を共にした仲間と離れるのは寂しいですが、第一線の現場で頑張っていきたい」と意気込んでいた。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 和大に国際交流基金設置 塚本さんの寄付で(04/26/2024)
- 科学技術分野で県内3社 文部科学大臣表彰(04/26/2024)
- 過去最多50件 22年度県内の障害者虐待(04/26/2024)
- キルギス大使が来県 人的交流など促進へ(04/26/2024)
- ジビエ料理の講習会 県猟友会女性部(04/25/2024)