安保廃止へ参院に統一候補を 賛同者集会
安全保障関連法の廃止に向け、今夏の参院選での野党統一候補の擁立を目指す「安保法制の廃止を求める和歌山の会」(共同代表=豊田泰史弁護士)は1月30日、和歌山市北出島の県勤労福祉会館プラザホープで「第1回賛同団体・賛同者の集い」を開いた。
同会は昨年12月に発足。今夏の参院選和歌山選挙区に、昨年成立した安全保障関連法の廃止▽集団的自衛権行使を容認した閣議決定の撤回▽日本の政治に立憲主義と民主主義を取り戻すこと――を確約し、実行を期待できる統一候補の擁立を目指しており、民主・共産・社民・維新の野党4党の県内組織に要請している。同会の活動には、同日までに56団体が賛同の意向を表明しており、第1回集いには野党関係者や弁護士、賛同の市民ら100人が参加した。
豊田共同代表は「今の政治状況を打破しなければならない。安倍政権の暴走を止めるため、勝てる候補者を擁立しましょう」とあいさつ。賛同団体・賛同者によるリレートークでは、「野党で共闘し、安保法を廃止しよう」「和歌山の底力を見せつけましょう」などと力強く呼び掛けた。
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