非常食ビスケットを導入 湊の自治会
南海トラフ大地震などに備え、和歌山市の湊第一区東自治会(河嶌保儀会長)は、7年間保存可能な非常食「フリーズドライビスケット」(定価324円)を408箱導入し、会員世帯に配付した。
同地区は海岸にも近く、同大地震の際、2~3㍍の津波が押し寄せると想定されている。今回の導入は、5年保存の缶入りパンの保存期限が近づいてきたことから更新した。フリーズドライビスケットは、1箱にスティック状のビスケット4本入り。空腹感を少しでも満たすような硬めの食感になっている。
河嶌会長(58)は「会員各世帯に配付している非常持ち出し袋で保管してもらい、災害発生の際に支援物資が届くまでの命をつなぐ食料として活用してほしい」と話していた。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 和大に国際交流基金設置 塚本さんの寄付で(04/26/2024)
- 科学技術分野で県内3社 文部科学大臣表彰(04/26/2024)
- 過去最多50件 22年度県内の障害者虐待(04/26/2024)
- キルギス大使が来県 人的交流など促進へ(04/26/2024)
- ジビエ料理の講習会 県猟友会女性部(04/25/2024)