たま駅長の功績をいつまでも
和歌山電鐵(小嶋光信社長)のたま名誉永久駅長が殿堂入り第1号となった「和歌山殿堂」の除幕式が16日、和歌山市西高松の県立図書館で行われ、たま駅長をかたどったレリーフのレプリカが仁坂吉伸知事から小嶋社長に授与された。
和歌山殿堂は、県民に親しまれ、県の誇りに値すると認められるものの功績を後世に伝えようと、仁坂知事の発案で創設。殿堂は同館2階の文化情報センターに設けられ、貴志川線とたま駅長の歩みを示した年表と、青銅製のレリーフ(重さ約18㌔、大きさ45㌢×35㌢)が設置された。
式では仁坂知事と小嶋社長で殿堂を除幕し、仁坂知事は「たまちゃんは貴志川線を支え、和歌山の名を世界にとどろかせてくれた。皆さんと共にいつまでもしのんでいきたい」とあいさつ。小嶋社長は「恥ずかしいけどうれしいニャン」と、天国のたま駅長から届いたコメントを代弁し、「これからも名誉永久駅長として、貴志駅で、たま神社でお待ちしているので、たまⅡ世駅長とともにお訪ねいただければ」と謝辞を述べた。
レリーフのレプリカは貴志駅(紀の川市貴志川町)か、たま電車内に設置して公開する予定という。
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