障害児者家族の文化祭 6日県立体育館で

 第39回「障害児者家族のつながりを広める文化祭」が3月6日午前10時から午後3時まで、和歌山市中之島の県立体育館で開かれる。実行委員会(田中秀樹委員長)主催、わかやま新報など後援。

 同文化祭は、「障害者の住みやすい社会は、その人にも住みやすく、優しい町である」というコンセプトによる地域づくりを目指し、毎年開いている。実行委には、障害のある本人やその家族、福祉施設や特別支援学校など関係団体が参加し、企画や準備を進めてきた。

 今回は「つながり 大好き みんな なかま」がテーマ。支援学校の児童・生徒らによる作品展示▽ダンス、コーラスなどのステージ▽仲間と共に参加者全体でレクリエーションで交流する「交流レク」▽教育、福祉、医療などの専門家による相談コーナー▽点字機器などを使った障害体験コーナー▽支援学校や作業所の自主製品販売▽バザー▽模擬店▽飲食コーナー▽景品が当たる抽選会――などを予定している。

 前日と当日は、文化祭スタッフ(盲・ろう・支援学校の生徒たち)と一般・学生ボランティアが協力して、祭りの運営や準備、片付けに取り組む。

 参加協力券300円。問い合わせは県立紀北支援学校内の実行委事務局(℡073・479・1356)へ。

昨年の文化祭の様子

昨年の文化祭の様子

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