ふんわりピンホール写真展 14日まで開催

ピンホールカメラで撮った写真展「関西針穴写真フェスタ」が14日まで、和歌山市十一番丁のギャラリーテンで開かれている。

ピンホールカメラは、針の先で開けたような小さな穴から光を取り込んで撮影するカメラ。光量が少ないためシャッター速度が遅くなり、ピントの緩い、柔らかで温かみのある作品に仕上がる。

作品展は関西のピンホールカメラ愛好家でつくる「関西針穴写真倶楽部」が主催し、5年目を迎えた。今回は神戸、大阪、京都の8人による計17点を展示している。

作品は赤い鳥居が映える神社の境内や、水辺で遊ぶ子どもたち、京都・東山の風景などさまざま。ピンホールカメラの現物も展示している。

同会メンバーでもある同店ディレクターの大前好紀さん(47)は、「きっちりとしたデジカメ写真とはまた違う、ふんわりとした、時間の流れが分かる写真をぜひ見に来てください」と来場を呼び掛けている。

午前11時から午後6時(最終日は3時)まで。火曜休み。問い合わせは同店(℡073・422・6311)。

温かみのある作品が並ぶ

温かみのある作品が並ぶ

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