和市のふるさと納税25倍に 返礼品拡充で
本年度、ふるさと納税の返礼品を拡充させた和歌山市では2月末現在、申し込み件数が昨年度(40件)の25倍以上の1108件と、効果が目に見えて表れている。金額ベースでも2411万円(昨年度81万円)と大幅に増えている。
昨年度までの返礼品は市立博物館が作成した市の写真集だったが、本年度からは熊野牛、和歌山ラーメン、紀州備長炭干しの干物など和歌山らしい7分野の品物を用意。寄付金額をポイント換算し、それに応じた返礼品を贈っている。昨年12月に大台の1000件を突破した。
人気の返礼品をみると熊野牛がトップだが、単品選択で一番多いのは和歌山ラーメン(1箱3食入り)で、全体の12%程度を占めている。
財政課は「ポイントの組み合わせで和歌山ラーメンが選びやすいことが理由では」と分析。今回の結果については、「想定以上の反響があったが、県内でみても寄付額は10位ほどなので、まだまだ寄付先に選んでもらえるように取り組みたい」と話している。
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