感謝を込めて千体雛納め 海南ひなめぐり

海南市を中心に各所にひな人形を飾り付け、まちをにぎわせた「第6回紀州海南ひなめぐり」が15日、閉会した。同日夕、「千体雛」が設けられたJR海南駅で納め式が行われ、実行委員会メンバーや地域住民らの手によって千体雛がひな壇から運び出された。

ひなめぐりでは140カ所以上にひな人形が飾られ、先月15日から1カ月間、まちを鮮やかに彩った。

納め式には実行委メンバーらが集まる中、東美智委員長が「訪れた方に『楽しかった』と声を掛けられて、とてもうれしかった。来年も頑張ろうと思えました」と笑顔であいさつした。

その後、メンバーや地域住民が感謝を込めて一つひとつ丁寧にひな人形を盆にのせ、同駅前の一番街商店街の一角へ。市立第三中学校の吹奏楽部の演奏が花を添え、多くの見物人が集まる中、ひな人形は納められていった。

千体雛を盆にのせる実行委員会メンバーら

千体雛を盆にのせる実行委員会メンバーら

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