ふじと台に新交番完成 4月から業務開始
4月1日からの業務開始を予定している和歌山市中の和歌山北署藤戸交番で30日、内覧会が開かれ、周辺住民などの関係者13人にお披露目された。県下で61番目、管内7番目の交番になる。
場所は、南海本線の和歌山大学前駅東口から南に約50㍍。建物は木造平屋建て(敷地約80坪、延べ床面積約22坪)。周囲の建物になじむようにデザインされた他、付近にある駅や駐輪場の様子がよく見えるように、窓をできるだけ大きく取った。
交番の管轄地域は、ふじと台の約230㌶(住民約5700人、約1500世帯)。ふじと台では地区内の発展に伴い、万引や自転車盗などの犯罪認知件数が、平成25年41件、26年92件、27年111件と増加。同署全体の12%を占めるまでになっている。
内覧会では、男女別の仮眠室や災害備蓄食料保管倉庫などが公開された。同市栄谷の井上仡さん(75)は「将来3万人のまちになるので、交通事故や犯罪の抑止力としてまちを守ってほしいです」と話していた。
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