農業振興センター発足 JAグループ和歌山

 JAグループ和歌山(中家徹会長)は3月30日、和歌山市美園町の県JAビルで記者会見を開き、グループ内の共通部署「農業振興センター」を発足させると発表した。運用は1日から。

 主に新規就農者支援や営農支援に対する各連合会の役割について横断的な取り組みを進め、県内各単位JAとも連携し、平成30年度に農産物など590億円(26年度544億円)の売り上げ達成や農家所得の向上を目指す。初代センター長には、同グループの丹生孝弘常務理事が兼務で就任し、グループ内4連合会から職員を選抜して出向させ、計7人体制で業務を行う。

 中家会長は「今後、県などとも連携を図りながら、農業振興の取り組みの中で、走りながらできることを考えていきたい」と、農業支援に向けて柔軟に取り組みを進めていく方針を示した。

記者会見で意欲を述べる中家会長

記者会見で意欲を述べる中家会長

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