緑の桜「御衣黄」咲く 風土記の丘で見頃
和歌山市岩橋の県立紀伊風土記の丘で、珍しいサクラの品種「御衣黄(ぎょいこう)」が見ごろを迎えている。
御衣黄は八重咲きのサトザクラ種で、緑色の花を咲かせることが最大の特徴。この緑色は葉緑素によるもので、花弁の裏側には気孔も存在する。開花から数日たつと花の中心部から赤色に変化する。
同施設内の安藤塚には御衣黄が2株植えられ、濃い桃色の花が咲くカンザンなど、他のサトザクラと共に満開となっている。
御衣黄は県内では他に岩出市の根来寺、橋本市の城山台中央公園などでも見られる。同施設で花が楽しめるのは今月まで。また、初夏にかけてフジ、カキツバタなども見ごろを迎える。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 和大に国際交流基金設置 塚本さんの寄付で(04/26/2024)
- 科学技術分野で県内3社 文部科学大臣表彰(04/26/2024)
- 過去最多50件 22年度県内の障害者虐待(04/26/2024)
- キルギス大使が来県 人的交流など促進へ(04/26/2024)
- ジビエ料理の講習会 県猟友会女性部(04/25/2024)