桐蔭OBらの絵画並ぶ 2日まで県文
桐蔭高校卒業生有志による美術展「桐の会展」が2日まで、和歌山市の県民文化会館1階大展示室で開かれている。
分野や表現の枠を超えた仲間が集い、平成8年から隔年開催。今回が11回目。1期生から34期生まで、50代から80代までの35人が日本画や油彩、水墨画など約100点を出品している。
のどかな沿岸風景を表現した山本秀太郎さんの木版画、県や市の文化賞を受けた三浦啓子さんの光を題材にしたデッサンの他、元県美術家協会の会長で、昨年11月に亡くなった、有田市の洋画家・佐原光さんの瀞峡(どろきょう)や桃畑の作品も並ぶ。
出品者の一人、榎本敬子さんは「卒業後、第一線で活躍されている方も多いです。いくつになっても創作に情熱を注いでいる方ばかりで、それぞれの人生を楽しんでいるのを、作品を通してご覧いただければ」と話していた。
午前9時半から午後5時まで。問い合わせは同館(℡073・436・1331)。
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