50周年記念のポスター展 和歌山演劇鑑賞会

ことし創立50周年を迎えた和歌山演劇鑑賞会(神崎務代表幹事)は13日まで、和歌山市役所1階市民ギャラリーで50周年記念ポスター展を開いている。

演劇鑑賞会は会員制の非営利団体で全国に展開し、和歌山では昭和41年に発足。「地方でもより良い演劇を、より安く多くの人々と楽しめるように」と、これまで344本の公演を企画し、地域の演劇文化発展に寄与してきた。

今展では、過去の例会で上演された36作品をポスターで紹介。芦屋雁之助の「裸の大将放浪記」、緒方拳の「王将」、大空真弓の「罠」など、そうそうたる名優たちが出演した作品が並ぶ。

「熊楠の家」「華岡青洲の妻」など、地元を舞台にした作品や、6月に公演予定の、同市出身の俳優座女優・有馬理恵さんの「先生のオリザニン」も紹介されている。

神崎代表幹事は「奈良岡朋子と仲代達矢共演の『ドライビング・ミス・デイジー』など、今では共演があり得ない貴重な作品もあります。たくさんの方にご覧いただき、一人でも多くの演劇ファンが増えれば」と話している。

歴史を物語るポスターがずらり

歴史を物語るポスターがずらり

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