幟旗のデザイン決定 ふるさと海南まつり

 8月13日開催の「第24回ふるさと海南まつり」に向けて実行委員会(海南市産業振興課内)が公募していた幟(のぼり)旗のデザイン4点が決まった。

 同まつりはJR海南駅西側広場などで開かれる同市の夏の一大イベント。幟旗は市内各地に設置され、当日への機運を盛り上げる。

 実行委は昨年2月から3月末日まで、幟旗(縦180㌢×横60㌢)のデザインを募集。中学生以下の部に118点、一般の部に27点が寄せられ、各部から2点ずつ選ばれた。

 中学生以下の部は市立第三中2年の大上侑那さん(13)、市立巽小3年の萱野楓和さん(8)、一般の部は市内在住の主婦・西村佳織さん(45)、兵庫県在住の鵜鷹陽一さんの作品が選ばれた。

 お披露目は21日、ウオーキングイベント「歩(ほ)っとウオーク」の参加者が訪れる中、市総合体育館で行われ、登壇した制作者に大きな拍手が送られた。

 同まつりの風景をマジックなどで描いた大上さんは「少しでも祭りの楽しさが伝われば」、萱野さんは「幟旗を見て祭りに来てほしい」とにっこり。黒江の街並みを切り絵で表現した西村さんは「選ばれるとは思っていなかったのでびっくりしています。祭りだけではなく、黒江の街並みの魅力も発信できたら」と笑顔で話していた。

幟旗4点と制作者の(右から)萱野さん、大上さん、西村さん

幟旗4点と制作者の(右から)萱野さん、大上さん、西村さん

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