農林水産振興プログラム作成 那賀振興局

県民に業務内容を広く知ってもらおうと、那賀振興局農林水産振興部は、平成28年度に取り組む産業振興策や山村の活性化策などをまとめた「那賀地方農林水産振興プログラム2016」を作成した。A4判、カラー、23㌻。

県は本年度、農林水産業により力を入れるため、県内の各振興局に同部を新設。プログラムを作成したのは同振興局が初めてとなる。

業務の“見える化”を図る一方、同部職員の士気を高める狙いもあり、プログラムの作成には部の全職員が携わった。4月中旬から作成を開始し、約1カ月で完成させた。

プログラムでは、那賀地方の農林水産業の概要を示し、「農業・水産の振興」「農業・農村の振興」「森林・林業の振興及び山村の活性化」の項目に分け、各事業の詳細と予定を紹介。また、過去の業務の様子などの写真を付け、前年度の実績を掲載している。裏面には、各事業の相談窓口と担当者の一覧も示している。

同プログラムは完成後、岩出、紀の川両市をはじめ、管内20の農林水産関係機関に配布。今後、那賀地方で開催される各種関係会議などでも配布、説明していく。また、プログラムは同振興局で受け取ることができる他、ホームページ(http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130200/)でも閲覧できる。

同部の松浦達也部長は「那賀地方の農林水産業に取り組む方に、ぜひ活用してもらいたい」と話している。

完成したプログラム

完成したプログラム

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