初の鱧&地酒フェスタ 海南で3000人が舌鼓
飲食業関係者が提供するさまざまなハモ料理と地酒を楽しむイベント「鱧&地酒フェスタ」が7月30日、海南市のJR海南駅前で初開催され、3000人以上の来場者でにぎわい、名産のハモ料理に舌鼓を打った。
かつては京都や大阪の料亭で重宝された同市戸坂のハモなどの名産を活用して地域活性化に取り組む「鱧の街・菓子の街 海南プロジェクト実行委員会」(委員長=新谷武一・市観光協会長)が主催。共催の海南酒造組合は地酒を振る舞い、イベントに花を添えた。
会場にはハモの天ぷらやたこ焼き、ハモカツバーガー、パスタなど、飲食業関係者が提案したハモレシピを提供する13ブースが並んだ他、「菓子グループ」が、下津の蔵出しミカンを使用した「くらだシロップ」やビワを使用したシロップを作ってかき氷ブースを出店。来場者は名産とともに夕涼みを楽しんだ。
また、市立海南下津高校食物科3年生がボランティアで参加し、ハモの解体ショーをお手伝い。解体したハモは来場者の目の前で調理され、梅肉とあえた湯引き、肝や浮き袋の煮物、吸い物として振る舞い、長蛇の列ができていた。
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