市和歌山あと一歩 2回戦で日南学園に敗退

第98回全国高校野球選手権大会は第9日の15日、阪神甲子園球場で2回戦3試合があり、第1試合で市和歌山は日南学園(宮崎)と対戦。2回に3点を先行するも逆転を許し、4―6で敗れた。栗栖、赤羽の2枚看板が粘投、打っては日南学園を上回る11安打を放ったが、あと一歩届かなかった。

日南学園 0 0 1 0 2 2 0 0 1 6
市和歌山 0 3 0 0 0 0 1 0 0 4

〔日〕蓑尾、森山―萩原〔市〕栗栖、赤羽―岡本▽3塁打=萩原(日)▽2塁打=萩原、前田、益田(日)七野、北嶋(市)

先発した左腕の栗栖は、5回を5安打3失点。継投の赤羽は立ち上がりの6回に攻め込まれ、守備のミスと押し出しの四球で2失点。最終回にも1点を奪われた。

打線は2回に木下、七野の連続安打に犠打で2、3塁と攻め、内野ゴロ後逸の間に2者が生還。さらに河﨑の右前適時打で1点を加えた。2点を追う7回には、北嶋の適時2塁打で1点差まで迫ったが、及ばなかった。

半田真一監督は「市高の歴史を新しく塗り替え、よくやってくれた。ここまで連れてきてもらい、感謝の気持ちでいっぱい」と選手をたたえた。

尾花正啓市長

最後まであきらめない市高ナインの野球を、スタンドから応援させていただき、猛暑の中、白球を追い掛ける選手の姿に興奮と感動を覚えました。

残念ながら試合には敗れはしましたが、この度の甲子園での経験は、確実に後輩たちへと引き継がれ、ここ聖地甲子園に戻ってくることを心から期待しております。

監督・選手の皆さん、本当に素晴らしい試合をありがとうございました。

2回、右前に3点目となる適時打を放つ河﨑

2回、右前に3点目となる適時打を放つ河﨑

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