山に轟く大花火 きみの夏祭り盛況 

第11回きみの夏祭り(同実行委員会主催)が15日、紀美野町神野市場の町文化センター・木の温もり広場で開かれ、約1万9000人でにぎわった。フィナーレの納涼花火大会では1500発の花火が夜空を彩り、山々に響く花火の反響が会場を圧巻した。

同広場には特設ステージとやぐらが組まれ、商工会や役場をはじめ各種団体の夜店が広場を囲んでずらり。和歌山市出身の落語家、桂枝曾丸さんが〝和歌山のおばちゃん〟として総合司会を務め、楽しいトークでプログラムが進行した。

県立海南高校美里分校和太鼓部によるパフォーマンスで幕を開け野上中学校吹奏楽部、りら創造芸術高校など地元生徒らが観客を楽しませていた。

盆踊りでやぐらを囲んだ後は花火大会。同祭りの花火は山間に打ち上げられるため音の反響が大きく、醍醐味(だいごみ)が味わえると人気がある。会場には同町の人口約9500人を超える来場者が詰め掛け、人気音楽をバックに打ち上がる迫力満点の花火を見つめ、笑顔であふれた。

夜空を彩る花火

夜空を彩る花火

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