オーストリア青年団  桐蔭書道部と交流

国際交流に取り組む海友会主催のオーストリア青年交流事業で和歌山に来ている交流団12人が17日、県立桐蔭高校の書道部を訪ね、書道を体験した。

交流団は10日に来日。23日まで茶道体験や高野山観光など、県内を中心に文化交流を行っている。

今回は漢字で表したそれぞれの名前を紙に書き、好きな漢字を1文字書いたオリジナルうちわを制作した。

部員と交流団のメンバーは英語にジェスチャーを交えて会話。部員が筆の使い方や漢字の意味を説明すると、メンバーも良い作品を書き上げていた。

交流団リーダーのアルバー・マルクさん(37)は「日本にずっと来てみたかったので参加した。筆先を曲げたり、はねさせたりするのが難しかったが、面白かった」書道部部長の武内未来さん(16)は「外国の人に書道を教えるのは初めて。言葉が通じるか心配だったけど、みんな楽しそうに書いてくれてよかった」と話した。

書道体験の後は、桐蔭中学校合唱部による合唱も披露された。

生徒に書き方を教えてもらう青年ら

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