県立医大が女子団体V 全医体ソフトテニス

 日本の医科学生による第50回全日本医科学生体育大会王座決定戦のソフトテニス競技が8月23、24の両日、大阪府岸和田市で開かれ、県立医科大学が団体女子で5年ぶりの優勝を飾った。また、同男子も過去最高となる準優勝を果たした。

 同大学は9~11日、兵庫県で開かれた西日本医科学生総合体育大会で、女子は4位、男子は準優勝の成績を残し、全医体の出場切符を獲得。同大会には東日本を勝ち上がった大学や前年度の優勝大学など男女各10校が集った。

 予選では、二つのグループに分かれ、総当たり戦で争った。女子は3勝1敗で神戸大、富山大との三つどもえとなったが、奪ったゲーム数と直接対決の結果で予選を1位通過。決勝戦では、もう一つのグループを1位で通過した愛媛大と顔を合わせた。同大学は西医体の準決勝で敗れた相手。試合は接戦となった末、2―1で雪辱を果たし、見事優勝を手にした。

 主将の南木明日花さん(3年)は「チームが一丸となれた結果。応援も力になった。優勝できてうれしい」と笑顔で語った。

 男子は予選で前年優勝の名古屋大などを下し、3勝1敗で1位突破。決勝では西医体の決勝で敗れた長崎大と再び対戦したが、惜しくも敗退。リベンジこそならなかったが、大舞台で準優勝を勝ち取った。

 主将の西松謙一さん(3年)は「悔しさもあるが、西医体、全医体ともに準優勝できて
うれしい」と振り返った。

 次の目標は秋の近畿大会優勝。今回成し遂げられなかった「アベック優勝」に、周囲の期待も膨らんでいる。

優勝を飾った女子

優勝を飾った女子

準優勝に輝いた男子

準優勝に輝いた男子

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