タイムカプセル返還 15年前の野上第1保

 和歌山マリーナシティ(和歌山市毛見)の企画で平成13年に行われ、旧野上第1保育所(現紀美野町立きみのこども園、同町動木)の子どもたちがメッセージなどを詰めたタイムカプセルが8月に返還され、同園で保管されている。

 ポルトヨーロッパのキャラクター「ダイバーダン」が各地の幼稚園や保育所を訪問し、一緒に遊んだ園児とタイムカプセルを作成した「ダンくんブロックプロジェクト」によるもの。企画当時とは運営会社が替わり、現在は和歌山マリーナシティ㈱が順次、各所にカプセルの返還を進めている。

 同保育所のカプセルには園児約100人が参加。収められていた手紙や絵は腐食している部分もあるが、園児の当時の身長や体重、写真、未来に向けた親からのメッセージなどを今も鮮明に見ることができる。

 同園は、引っ越しなどで連絡がつかない人もいることから、心当たりのある人は同園に問い合わせるよう呼び掛けている。13年当時の在園児は7年4月2日から12年4月1日の間に生まれた人。

 問い合わせは同園(℡073・489・2144)。

返還された思い出の品々

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