住民らと分校だけの運動会 安原小吉原校

和歌山市立安原小学校の吉原分校(柏野貴之校長)で4日、運動会が開かれ、2年生から4年生の児童11人が保護者や地域住民の見守る中、元気にグラウンドを駆け抜けた。

児童は10月に行われた安原本校の運動会にも参加したが、地域住民と一緒に競技を楽しむ、分校だけの運動会。かつては4年に1回だったが、楽しみにしているという声が多く、近年は毎年11月ごろに開催している。

「借り物競争」では保護者や地域の人と手をつないだ児童がカードを手に取り「眼鏡を掛けている人はいませんか?」「読書が好きな人はいませんか?」とカードに書かれたお題に当てはまる人を探し回っていた。

プログラムの終盤には元教員の宮本洋子さんが作曲し、児童が宮太鼓、竹、笛、鐘を演奏する「分校太鼓」を披露。最後は児童が栽培したサツマイモを焼きイモにして参加者全員で食べた。

保護者らと手をつないで走る児童

保護者らと手をつないで走る児童

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧