盗撮の規制強化へ 条例改正案に意見募集

盗撮行為に関する規制強化を目的とする県迷惑防止条例の一部改正案について、県警は30日までパブリックコメントを実施し、県民の意見を募集している。

主な改正の内容は、①盗撮行為に写真機などを人に「向け」「設置する」行為を追加し、盗撮行為の違反態様を明文化②「通常衣服の全部または一部を着けない状態でいる場所にいる人」に対するのぞき見、盗撮などについては、公衆浴場などの「公衆」に限らず規制③会社事務所や教室、タクシーなどの公共性のない場所や乗り物における盗撮行為を新たに規制④電話や電子メールなどを利用した嫌がらせ行為に関し、SNSによるメッセージの連続送信についても規制対象行為に追加⑤盗撮行為により下着などの映像を記録した場合の罰則を引き上げ――など。

意見の提出は郵送、ファクス、電子メールで受け付け、詳しい方法は県警ホームページに掲載するとともに、県庁や県警本部の情報公開コーナー、各署に閲覧資料と意見提出用紙を備えつける。

問い合わせは県警生活安全企画課(℡073・423・0110)。

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