和歌山駅前の花壇を植え替え 市内9RC

 和歌山市内の9ロータリークラブ(RC)とNPO法人花いっぱい推進協議会は6日、同市のJR和歌山駅西口前の花壇の植え替え作業を行った。

 約40人が葉ボタンやビオラ、金魚草など9種類の花の苗1300株を、デザイン通り約1時間かけて植えた。色とりどりの美しい文様が描かれた花壇の前では、通行人らが「きれいね」と話しながら記念撮影する姿も見られた。

 まちなかの緑と花を大切にし、美しいまちづくりを目指す社会奉仕活動の一環で、苗は同花壇を管理する和歌山市が提供した。同協議会は17年前から6月と11月に同花壇の植え替え作業に協力し、草取りも月1回行っている。RCは毎年秋に協力している。

 和歌山RCの河村秀樹さん(46)は「皆で行う共同作業は楽しいし、和歌山の玄関口を自分たちの手で花いっぱいに美しくできるのもうれしい」。同協議会の森川勝会長(77)は「この十数年間には花が抜かれたり大変なこともありましたが、和歌山に来てくださる方を気持ち良くお迎えするメーンの場所なので、頑張っています」と笑顔を見せる。

 植え方を指導した同協議会の須佐見京子さん(68)は「赤いケイトウをメーンに、紫と白の葉ボタンを多めに植えてビオラで縁取りしました。クリスマスやお正月ごろには見ごろを迎えるでしょう」と笑顔で話した。

丁寧に植え替えを行う参加者ら

丁寧に植え替えを行う参加者ら

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