皮むきや種飛ばし盛況 紀美野町で柿の市

紀美野町の第11回農林商工祭り・柿の市が20日、町文化センターで開かれ、町内外の多くの人でにぎわった。同町特産「富有柿」を使った皮むき大会には約120人が参加し、皮の長さ157㌢で奥佐々の山本恭子さんが優勝した。

皮むき大会では1分間にどれだけ途切れずに皮をむけるかを競走。スタートの合図とともに参加者は黙々と慎重に包丁を走らせ、最終組には寺本光嘉町長も参戦するなど盛り上がりを見せた。種飛ばし大会も開かれ、約100人が飛距離を競った。

各種団体が出店する催しコーナーでは、しめ縄やつるし柿の体験、メダカすくい、米のつかみどりなど多彩。「ゆるキャラ大集合」では、同町のイメージキャラクター「きみちょん」や高野山の「こうやくん」らと記念写真を撮って楽しんだ他、フィナーレには餅まきがあり、盛り上がった。

農産物品評会も行われ、優れた農産物を育てた生産者15人を表彰。受賞者は次の皆さん。

実行委員会会長賞=前孝英(安井)富有柿、大西久志(動木)みかん▽町長賞=古田好美(津川)富有柿、中西一好(下佐々)大根▽議長賞=平林純子(毛原宮)白菜、常田都子(長谷)みかん▽海草振興局長賞=山下和代(紀の川柿)釜滝▽商工会会長賞=西原千恵子(梅本)柚子、正殿順亮(小西)キウイフルーツ▽JAながみね賞=西原貢(柴目)みかん、高垣正幸(下佐々)白ネギ▽農業共済組合長賞=北阪康行(長谷)里芋▽森林組合賞=常田美代子(長谷)みかん▽農業委員会会長賞=上田幹雄(柴目)小かぶ▽珍品賞=西山一太(西野)ヒラタケ

長さを競った柿の皮むき大会

長さを競った柿の皮むき大会

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