がん検診受診向上へ 岩出市と生保が協定

岩出市と朝日生命保険相互会社和歌山支社は21日、がん検診受診率の向上に向けて協力する連携協定を結び、市役所で締結式が行われた。

受診率アップを図るため、市では年に1回、がんに関する健康講座を開催。市内の医療機関で検診ができるよう体制を整えており、同様の協定は今回で3件目となる。

同社は平成21年度から「ピンクリボン運動」を実施。本年度からは、各自治体作成のリーフレットなどを営業職員が担当地域で配布するなど、がんの早期発見や診断、治療の大切さを啓発する活動に貢献している。今回の協定締結にあたり、同支社は市が作成した資料を地域に届け、情報提供を展開していく。

締結式には、中芝正幸市長や在間昭治支社長、丹山博史岩出営業所長らが出席。中芝市長は、市ががん対策を総合的に推進していることを紹介し「今回の協定を通じて、互いの情報を交換し、市民にがんに対する理解や関心を深めていただくことにつながれば」とあいさつ。在間支社長は「岩出市におけるがん対策の一助となるべく、より一層、啓発活動を推進していきたい」と話した。

協定書を手にする中芝市長と㊨と在間支社長

協定書を手にする中芝市長と㊨と在間支社長

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧